WCA 大会規則
バージョン:2021年5月1日
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wca-regulations-translations:68d19f4
]注釈
翻訳
日本語版の大会規則とガイドラインは WCA ウェブサイトで公開されていますが、公式でないことにご注意ください。
日本語版と英語版(公式最新版)に相違がある場合、英語版が適用されます。
WCA 大会規則・ガイドライン
WCA 大会規則は全ての WCA 公式大会に適用される規則です。
補足事項は WCA ガイドラインに記載されています。WCA 大会規則は文書として完結することが望ましいが、ガイドラインにはより詳しい説明や解釈などが記載されています。
表現法
表現は RFC 2119 (訳注:日本語訳)に準拠するよう記述されています。
インターネット上での情報
世界キューブ協会のウェブサイト:www.worldcubeassociation.org
WCA 大会規則原文:www.worldcubeassociation.org/regulations
WCA 大会規則 PDF 版:PDF format
出典
WCA 大会規則とガイドラインの改訂作業は GitHub と WCA フォーラム での議論で公開されています。
お問い合わせ先
ご質問・ご指摘等は WCA 大会規則委員会 (WRC) へお問い合わせください。日本語でのご質問・ご指摘等は 日本ルービックキューブ協会 (JRCA) へお問い合わせください。
内容
注釈:大会規則の条項の一部が削除された場合に改めて番号を振り直していないため、条項番号に抜けがある場合があります。
- 第1条:大会役員
- 第2条:競技者
- 第3条:パズル
- 第4条:スクランブル
- 第5条:パズルの欠損
- 第7条:競技環境
- 第9条:競技種目
- 第10条:完成状態
- 第11条:インシデント
- 第12条:記号法
- 第A条:スピード競技
- 第B条:目隠し競技
- 第C条:片手競技
- 第E条:最少手数競技
- 第F条:クロック競技
- 第H条:複数目隠し競技
- 第Y条:一時的な規則
第1条:大会役員
- 1a) 大会には WCA 代理人と大会運営チーム(1 名以上で構成)、および以下の役員を置かなければならない。ジャッジ、スクランブラ、記録入力係。
- 1b) 大会運営チームは大会前、大会中および大会後における支援の責任を負う。
- 1c) WCA 代理人は、大会が WCA 大会規則ならびに WCA 各種方針(と要求事項)に従う責任を持つ。WCA 代理人は、自身の代理として、特定の役割を大会運営チームの他のメンバーに委譲することができるが、これらの役割がどのように実行されるかの最終的な責任を持つ。
- 1e) 各種目にはジャッジを置かなければならない。
- 1f) 各種目にはスクランブラを置かなければならない。例外:3x3x3 最少手数。
- 1g) 各種目には記録入力係を置かなければならない。
- 1h) 同じ種目の同じラウンドの競技者は、一つのグループで競技することも、あるいは複数のグループに分割されることもできる。
- 1j) すべての大会役員は大会に参加できる。
- 1k) 大会役員は複数の役割を担うことができる(例:大会運営チーム、WCA 代理人、ジャッジ、記録入力係、スクランブラ)。
第2条:競技者
- 2a) 以下の条件を満たせば、誰でも WCA 公式大会に参加することができる(補足:規則 Y3)。
- 2b) 18 歳未満の競技者は、大会への申し込み・参加するために親または保護者の同意を得なければならない。
- 2c) 競技者は参加申し込みのために、大会運営チームの必要とする全ての情報を提供する。(名前、国籍、生年月日、性別、連絡先、参加種目を含む)
- 2c1) 大会運営チームによって定められた参加申し込みを完了しなければ、競技者は大会への参加資格を持たない。
- 2c2) 以前に WCA 公式大会に出場したことがある競技者は、自身の WCA プロフィールと一致する個人情報を提供しなくてはならない。競技者が、大会間で自身の個人情報(例:国籍、名前、性別)の変更を希望する場合は、WCA 競技結果チームに連絡しなくてはならない。
- 2d) 競技者の名前・国籍・性別・大会記録は公開情報とみなされる。他の全ての個人情報は機密情報とみなされ、競技者の同意なしに第三者に公開されてはならない。
- 2e) 競技者は自らが国籍を持つ国を所属国として表明しなければならない。WCA 代理人は競技者にとっての最初の大会において文書(例:パスポート)を用いて国籍を確認することが望ましい。競技者が所属国として登録した国を表明する資格がないことが判明した場合、WCA 理事会の裁量により、競技者は過去に遡って失格と出場停止の両方、またはいずれか一方とされる可能性がある。
- 2e1) 資格のある国は、WCA が認定する国のリスト によって定義される。
- 2e2) 国籍が変わった競技者は、1 年の中で最初に参加する大会前、またはその大会において所属国を変更することができる。例外:競技者が以前所属国として登録していた国の国籍を失う場合、次の大会前またはその大会において所属国を変更しなければならない(参照:規則 2c2)。
- 2e3) 国籍を持たない競技者は「所属国なし」として競技できる。
- 2f) 競技者は大会会場の規則に従い、公序良俗に従い行動しなければならない。
- 2g) 競技者は指定された競技エリア内では静寂を保たなければならない。会話は許されるが、許容範囲の静寂さを保ち、競技中の競技者との距離を保たなければならない。
- 2g3) 競技者待機場所にいる競技者は、進行中のラウンドのパズルのスクランブル状態についてお互いにコミュニケーションをとってはならない。罰則:WCA 代理人の裁量による、競技者の種目における失格。
- 2h) 競技者は大会会場内にいる間は着衣しなければならない。代理人の裁量により、競技者は不適切な衣服によって大会を失格となる可能性がある。
- 2i) 競技中、競技者はスタックマットタイマーおよびストップウォッチ以外の電子機器や音響機器(例:携帯電話、MP3 プレーヤー、録音機器、追加照明)を使用してはならない。
- 2j) WCA 代理人は特定の種目において競技者を失格させることができる。
- 2k) WCA 代理人の裁量によって、競技者は以下の理由により大会(1 競技、複数競技、または全競技)で失格となることがある。
- 2l) 競技者は違反行為の性質や重大さに応じて、即座に、または警告の後に失格となる可能性がある。
- 2l1) 失格となった競技者には、大会参加費用の払い戻しをうける資格はない。
- 2n) 競技者は WCA 代理人に口頭で抗議することができる。
- 2s) 競技者に障害があり、1 つ以上の WCA 大会規則を遵守することが難しい場合、WCA 代理人に特別措置を要求することができる。そのような措置を要求する競技者は、少なくとも大会の 2 週間前までに大会運営チームと WCA 代理人に連絡を取ることが望ましい。
- 2t) 各競技者は大会前に WCA 大会規則をよく理解しておかなければならない。
- 2u) 競技者は試技のため招集されたときにその場に居合わせてかつ競技の準備ができていなければならない。罰則:種目の失格。
- 2u1) 例外:個々に開始時間が割り当てられた試技(3x3x3 最少手数の試技、3x3x3 複数目隠しの試技等)において開始時間に居合わせない競技者を WCA 代理人の裁量により試技を辞退したもの(DNS)とみなすことができる。
第3条:パズル
- 3a) 競技者は大会に自分自身でパズルを用意して参加しなければならない。
- 3d) パズルは色付きパーツを含まなければならない。色付きパーツとはパズルの配色を明瞭にすることができ、かつ以下のいずれか 1 つだけに当てはまること。色付きステッカー、色付きタイル、色付きプラスチック、塗装または印刷された色。1 つのパズル上の全ての色付きパーツは同様の素材で造られていなければならない。
- 3h) パズルの根本的な原理を変えるような改造はしてはならない。同じパズルの改造されていないものと比べ、追加の情報(例:パーツの特定や向き)を競技者にもたらすようなものではない限り、改造されたパズルの使用は許される。
- 3j) パズルはきれいで、あるパーツを他の似たパーツと区別するような印やパーツの持ち上げ、傷、その他の差異があってはならない。
- 3k) パズルは大会で使用される前に WCA 代理人によって承認されることが望ましい。
- 3l) パズルには色付き部分にロゴがあってもよいが、1 つ以下でなければならない。例外:目隠し競技では、パズルにロゴはあってはならない。
- 3m) WCA 大会規則に適合する限り、全てのブランドのパズルやパズルのパーツを使うことができる。
第4条:スクランブル
- 4a) スクランブラはパズルにスクランブル手順を適用する。
- 4b) パズルはコンピュータによりランダムに生成されたスクランブル手順を用いてスクランブルされなければならない。
- 4b1) 生成されたスクランブル手順は大会の前に調べられてはならない。いかなる場合も、WCA 代理人によって除外されたり、選ばれたりしてはならない。
- 4b2) グループのスクランブル手順は、そのグループの開始前は WCA 代理人のみ、およびグループの終了までは WCA 代理人とそのグループのスクランブラのみが閲覧可能なようにしなければならない。例外:3x3x3 最少手数では、そのラウンドの間、競技者はスクランブル手順を受け取る(参照:第E条)。
- 4b2a) 大会を担当する WCA 代理人は、一時的に対応不可の場合(例:自身の競技時)に限り、大会運営チームの他のメンバーに開始前のグループのスクランブル手順を閲覧可能としなければならず、この場合、必要最小限のスクランブル手順のみへの閲覧権利とすることが望ましい。
- 4b3) スクランブルプログラムの仕様として、公式のスクランブル手順は解くのに 2 手以上要する全ての状態からランダムに選ばれた状態(各状態は等確率)でなければならない。以下の追記または例外が適用される。
- 4b3a) 目隠し競技では、スクランブル手順はパズルの向きをランダム(各向きは等確率)に回転する手順を含む。
- 4b3b) 2x2x2 キューブでは、解くのに 4 手以上要する(ランダムな)状態。
- 4b3c) スキューブでは、解くのに 7 手以上要する(ランダムな)状態。
- 4b3d) スクエア 1では、解くのに 11 手以上要する(ランダムな)状態。
- 4b3e) 5x5x5 キューブ、6x6x6 キューブ、7x7x7 キューブ、メガミンクスでは、解くのに 2 手以上要し、(ランダムな状態を生成する代わりとして)十分に多い回数のランダムな回転を与えた状態。
- 4b3f) ピラミンクスでは、解くのに 6 手以上要する(ランダムな)状態。
- 4b4) 各スクランブル手順は最大 2 時間の時間枠内で用いられることが望ましい。時間枠の開始はスクランブル手順が初めて使用された瞬間である。
- 4d) スクランブルをする向きは以下の通り。
- 4d1) NxNxN キューブとメガミンクスは白面(不可能な場合は、最も明るい面)を上面に、隣接する面のうち最も暗い緑色面 (不可能な場合は、隣接する面の中で最も暗い面)を正面にしてスクランブルする。
- 4d2) ピラミンクスは黄面(不可能な場合は、最も明るい面)を底面に、緑面(不可能な場合は、隣接する面の中で最も暗い面)を正面にしてスクランブルする。
- 4d3) スクエア 1 は(考えられる 2 つの向きのうち)より暗い色の面を正面にしてスクランブルする。
- 4d4) クロックはいずれかの面を正面にして、12 時を上に向けてスクランブルする。
- 4d5) スキューブは白面(不可能な場合は、最も明るい面)を上面に、緑面(不可能な場合は、隣接する面の中で最も暗い面)を正面左側にしてスクランブルする。
- 4f) 大会のスクランブル手順は、WCA 公式スクランブルプログラムの現行公式バージョンを用いて生成されなければならない(WCA 公式ウェブサイトから入手可能)。
- 4g) スクランブルの後では、スクランブラはパズルを正しくスクランブルしたか確認しなくてはならない。もしパズルの状態が間違っている場合、スクランブラはそれを正さなくてはならない(例:パズルを解き、スクランブル手順をもう一度適用する)。
- 4g1) 例外:6x6x6 キューブ、7x7x7 キューブ、メガミンクスは、WCA 代理人の裁量によって、パズルの状態を正す必要はない。
第5条:パズルの欠損
- 5a) パズルの欠損の例は以下である。ポップ(パーツの脱落)、同じ場所で回転してしまったパーツ、ねじ、ふた、またはステッカーの脱落。
- 5b) 試技中にパズルの欠損が起きたときには、競技者は欠損を修復して試技を続けるか、試技を中止するかを選ぶことができる。
- 5b1) 競技者がパズルを修復することを選んだ場合、欠損したパーツのみ修復することができる。道具や他のパズルのパーツはオリジナルのパズルを修復するのに使ってはならない。罰則:試技の失格(DNF)。
- 5b2) パズルの修復をすることにより、競技者がパズルを解く上でいかなる形でも有利になってはならない。罰則:試技の失格(DNF)。
- 5b3) 許されている修復は以下の通りである:
- 5b4) 目隠し段階(参照:規則 B4)においては、全ての修復は目隠しをした状態で行われなければならない。罰則:試技の失格(DNF)。
- 5b5) ソルブ終了時にパズルの一部のパーツが物理的に離れている、あるいは完全に配置されていない場合、以下の規則が適用される:
第7条:競技環境
- 7b) 競技台が使われているときには、観客は競技台から 1.5 メートル以上離れていなければならない。
- 7c) 競技エリアの照明には特に気をつけなければならない。競技者が容易にパズルの色の区別がつくように、照明は明るすぎず、暗すぎないことが望ましい。
- 7e) 競技エリアは禁煙でなければならない。
- 7f) 競技台について。
- 7h) 競技エリアには 1 つ以上の競技者待機場所がなければならない(代替規則:規則 Y6a)。
第9条:競技種目
- 9a) WCA は面を回転させて操作する、一般に「twisty puzzles」として認知されている機械的なパズルの大会を管理する。
- 9b) WCA 公式競技種目は以下の通りである。
- 9f) 各ラウンドの結果は以下のように計測・記録される。
- 9f1) 10 分未満の全記録(3x3x3 複数目隠しを除く)は、計測後 1000 分の 1 秒の位を切り捨てる。10 分未満の全平均は計測後、1000 分の 1 秒の位で四捨五入する。
- 9f2) 10 分を超える全記録・平均および 3x3x3 複数目隠しの全記録は、計測後 10 分の 1 秒単位で四捨五入する(例 x.49 秒は x 秒、x.50 秒は x + 1 秒)。
- 9f4) 失格または未完成の場合、試技の結果は DNF(Did Not Finish 未完成)と記録される。
- 9f5) 競技者が棄権する場合、試技の結果は DNS(Did Not Start 棄権)と記録される。
- 9f6) 「Best of X」ラウンドでは、各競技者は X 回の試技が認められる。それらの試技のうちの最高記録により、そのラウンドでの競技者の順位が決定される。
- 9f7) 「Best of X」ラウンドでは、DNF または DNS は、最低記録とする。
- 9f8) 「Average of 5」ラウンドでは、競技者には 5 回の試技が認められる。それら 5 回の試技のうち、最高と最低記録を除いた残り 3 回の平均により、そのラウンドでの競技者の順位が決定される
- 9f9) 「Average of 5」ラウンドでは、1 回の DNF または DNS は、そのラウンドでの競技者の最低記録として取り扱う。競技者が 2 回以上 DNF または DNS を記録した場合、そのラウンドの平均結果は DNF である。
- 9f10) 「Mean of 3」ラウンドでは、競技者には 3 回の試技が認められる。3 回の試技の平均により、そのラウンドでの競技者の順位が決定される。
- 9f11) 「Mean of 3」ラウンドでは、競技者が一度でも DNF または DNS を記録した場合、そのラウンドの平均結果は DNF である。
- 9f12) 「Best of 3」ラウンドでは、各競技者の最高記録に基づいて順位を付ける。結果を比較するために以下の基準を適用する。
- 9f12a) 計測結果ではより速いタイムが「優位」となる。
- 9f12b) 3x3x3 最少手数では、より少ない手数が「優位」となる。
- 9f12c) 3x3x3 複数目隠しでは、完成させたパズルの個数から未完成のパズルの個数を引いた結果に基づいて順位が付けられ、差が大きい者が優位である。差が 0 未満になった場合、あるいは 1 つのパズルしか完成していない場合、試技は未完成(DNF)とみなされる。競技者が同じ結果を出した場合は、合計記録に基づいて順位が付けられるが、より速い記録を出した者が優位となる。競技者が同じ結果を出し、合計記録も同じだった場合は、競技者が失敗したパズルの個数に基づいて順位を付けられるが、未完成のパズルがより少ない方が優位となる。
- 9f13) 「Mean of 3」と「Average of 5」ラウンドでは、競技者の平均記録の順序に基づいて順位を付けるが、より小さな記録結果が「優位」となる。
- 9f14) 「Mean of 3」と「Average of 5」ラウンドでは、2 人以上の競技者が同じ平均結果を出した場合、各競技者の最高記録に基づいて順位が付けられるが、より小さな記録結果が「優位」となる。
- 9f15) 各ラウンドで同じ結果を出した競技者は、そのラウンドでは同じ順位となる。
- 9g) カットオフラウンドとは「Best of X」のカットオフ段階と、カットオフ通過条件を持つラウンドである(例:カットオフ段階が「Best of 2」でカットオフ通過条件が 2 分未満)。競技者がカットオフ段階の試技のうち少なくとも 1 つでカットオフ通過条件を満たした場合、残りの試技を行うことができる。カットオフ段階の試技はラウンド全体の試技に含まれる。
- 9i) WCA 公式大会での記録は、WCA 世界ランキングに掲載されなければならない。
- 9j) 各種目は、1 大会につき 1 回のみ行われなければならない。
- 9k) 全ての競技者は、WCA 大会告知チームに特別に認可された場合を除いて、大会の全ての種目に参加することができる。
- 9l) 各ラウンドは、同じ種目の次のラウンドが始まる前に終了しなければならない。
- 9m) 各種目は最大 4 ラウンドまで行うことができる。
- 9o) 種目ごとのラウンド数を数える際に、カットオフラウンドは 1 ラウンドとしてカウントする。
- 9p) ラウンドが複数回行われる場合、以下に従う。
- 9p1) 競技者のうち少なくとも 25% を、同じ種目のラウンド間で脱落させなければならない。
- 9p2) 次のラウンドに進む競技者は、先行するラウンドにおける順位(上位 x 人の競技者)または記録(x よりも良い結果の全ての競技者)のどちらかによって決められなければならない。
- 9p2a) 各ラウンドにおいて、次のラウンドに進む条件をラウンド開始前に告知しなければならず、開始後は変更しないことが望ましい。変更する場合は、WCA 代理人の裁量により公平性を慎重に考慮した上でしなければならない。
- 9p3) 出場資格のある競技者が棄権する場合、先行するラウンドで敗退した中で最上位の競技者が代わりに出場できる。
- 9s) 各種目の各ラウンドには制限タイムを設けなければならない(参照:規則 A1a)。
- 9t) 大会の終了後にある競技者の結果に変更が生じ、(例:記録入力ミス、遡及的なペナルティ)その競技者が次のラウンドに進む要件を満たさないことになった場合(または次のラウンドへの参加が許可されなかった場合)は、その競技者のそれ以降のラウンドの結果は全て削除されなければならない。
第10条:完成状態
- 10b) タイマーの停止後パズルが静止した状態のみが検討の対象である。
- 10c) ソルブ後のパズルの向きはどの方向でも良い。
- 10d) すべてのパーツはパズルに物理的に接触し、完全に正しい場所に位置しなければならない。例外:参照:規則 5b5。
- 10e) パズルの完成とは、全ての色付きパーツが再構成され、かつ以下に示す決められた範囲内にずれが収まっているときである。
- 10f) パズルのずれが許容される範囲を以下のように定める。
- 10h) 本条に記述されていないパズルは一般的に容認される状態をその完成状態とする。
- 10h1) クロックの完成状態は、内部の 18 個の時計が全て 12 時を指している状態である。
第11条:インシデント
- 11a) インシデントとは:
- 11b) インシデントが発生した場合、WCA 代理人が公平かつ適切な対処を下す。
- 11d) WCA 大会規則が明確でない場合、またはそのインシデントについて WCA 大会規則に記載がない場合は、WCA 代理人は公平なスポーツマンシップに基づいて判断しなければならない(参照:規則 11e3)。
- 11e) 試技中にインシデントが発生した場合、WCA 代理人は競技者に対しインシデント発生時の試技に代えて追加試技を認めることができる。競技者は、インシデント発生時の試技が終了する前に、口頭または書面でジャッジと WCA 代理人に追加試技の資格があることを申し出なければならない。この申し出は追加試技を保証するものではない。
- 11f) インシデントの判断には WCA 代理人の裁量で動画または写真を用いることができる。
- 11g) WCA 代理人は、インシデントへ対応する際に大会役員と競技者が WCA 大会規則と WCA ガイドラインの写しを確認できるように準備しておかなければならない(例:印刷物、デジタルデータ、またはインターネットを介したアクセス)。
- 11h) WCA 代理人は、規則 2k3 を重大に違反した競技者を、その重大さと最善策を考慮した上で大会会場から退去させることができる。競技者がこれを拒む場合、WCA の懲戒処分に課されることがある。
第12条:記号法
- 12a) NxNxN キューブの記号を以下のように定める。
- 12c) スクエア 1 の記号を以下のように定める。
- 12d) メガミンクスの記号(スクランブル専用)を以下のように定める。
- 12e) ピラミンクスの記号を以下のように定める。
- 12g) クロックの記号を以下のように定める。
- 12h) スキューブの記号を以下のように定める。
第A条:スピード競技
- A1) スピード競技の試技は、以下の進行手続きを守らなければならない(部分的な代替規則:規則 Y7)。
- A1a) 大会運営チームは、それぞれのラウンドに、統一された制限タイム(試技ごとの制限タイムまたは累積方式の制限タイム)を設けなければならない。
- A1a1) 1 試技の制限タイムは 10 分を基本とするが、大会運営チームは 1 試技ごとの制限タイムをそれ以下または以上の値で告知することができる。その場合、同一ラウンド内の制限タイムは一定でなければならない。
- A1a2) 大会運営チームは 3x3x3 最少手数および 3x3x3 複数目隠しを除く種目にて制限タイムを累積方式とすることができる。累積方式の制限タイムは 1 ラウンド内の全試技に適用するか(例:3 ソルブで 20 分という制限タイム)か、または異なる種目のラウンドの組み合わせの全試技に適用しなければならない。その場合、ある試技の制限タイムは累積方式の制限タイムからその試技より前の全試技の合計時間を引いたものとなる。(参照:規則 A1a5)。ラウンドが適用可能な累積方式の制限タイムを持つ場合、最大で 1 つでなければならない。
- A1a3) 全ラウンドにおいて、制限タイムは大会開始前に告知されなければならず、変更によって影響を受けるラウンド開始後の変更は望ましくない。制限タイムの変更は WCA 代理人の裁量によるものでなければならない。WCA 代理人は変更が公平であるよう熟慮しなければならない。
- A1a4) 競技者はその試技の制限タイム内に各ソルブを終えなければならない。タイマーの表示時間がその試技またはラウンドの制限タイムに達した場合、ジャッジは直ちにソルブを中止させ、DNF として結果を記録する。例外:3x3x3 複数目隠し(参照:規則 H1b1)
- A1a5) 制限タイムの判定対象となる試技のタイムは、ペナルティ適用後のタイム(結果が DNF でない場合)、またはソルブの経過タイム(結果が DNF である場合)とする。
- A1b) 試技の制限タイムが 10 分を超える場合、ストップウォッチを用いて記録を計測しなければならない。
- A1c) 競技者は出場種目に参加するための条件を満たしていなければならない(参照:規則 2k6)。
- A1a) 大会運営チームは、それぞれのラウンドに、統一された制限タイム(試技ごとの制限タイムまたは累積方式の制限タイム)を設けなければならない。
- A2) スクランブル:
- A2a) ラウンド開始の招集がかけられたとき、競技者は完成状態のパズルをスクランブラに提出し、競技開始まで決められた競技者待機場所で待機する。
- A2b) スクランブラは第4条の規則に従い、パズルをスクランブルする。
- A2b1) スクエア 1 について、大会運営チームはパズルが不慮に回転することを防ぐために薄い板や紙を試技開始までの間パズルに挿入することができる。この対策が取られる場合、大会運営チームはラウンド開始までにその旨をアナウンスすることが望ましい。
- A2c) スクランブラがパズルのスクランブルを始めた後、競技者はインスペクション開始までパズルを見てはならない。
- A2c1) スクランブラは競技者や観客からパズルの一部も見えないよう、スクランブルされたパズルを覆い隠さなければならない。試技の開始までスクランブルされたパズルが覆われた状態にする。
- A2d) ジャッジはパズルをスクランブラから受け取ったときに、簡単にパズルを確認する。ジャッジがスクランブラに懸念を提示したら、スクランブラは詳細に確認する。
- A2e) ジャッジはパズルが全く見えない状態を維持しながら、スタックマットの上に任意の向きでスクランブルされたパズルを置く。
- A2e1) 競技者が特定の向きで置くように指示することは認められない。ジャッジは、パズルの状態について知っていることや予想していることに基づいてパズルをマットの上に置く向きを左右してはならない。
- A3) インスペクション:
- A3a) 競技者は各試技の前にパズルを観察(インスペクション)することができる。
- A3a1) 競技者にはインスペクションからソルブ開始まで最大 15 秒の時間が与えられる。
- A3b) ジャッジはタイマーの電源を入れて、必要に応じてリセットして準備することによりタイマーの準備をする。また、場合によってはインスペクションのためにストップウォッチの準備をする(部分的な代替規則:規則 Y7d1)。
- A3c) 競技者はインスペクション中に、パズルを持ち上げることができる。
- A3d) インスペクションの終了時に競技者は任意の向きでマットの上にパズルを置く。マット外にパズルを置いた罰則:+2 秒ペナルティ。
- A3a) 競技者は各試技の前にパズルを観察(インスペクション)することができる。
- A4) 試技の開始:
- A5) 試技中:
- A6) 試技の終了:
- A6a) 競技者はソルブを止める前にパズルを離し、タイマーを止めてソルブを終える。ストップウォッチを使用している場合、競技者がこの動作をした直後にジャッジはストップウォッチを停止させる。
- A6b) 競技者はスタックマットタイマーを正確に止める責任を負う。
- A6c) 競技者はタイマーを止める前に完全にパズルから手を離さなければならない。罰則:試技の失格(DNF)。例外:タイマーを止めてパズルから手を放すまでに回転させていない場合はジャッジの裁量により、+2 秒ペナルティとすることができる。
- A6d) 競技者は両手を使い、手のひらを下にしてタイマーを止めなければならない。罰則:+2 秒ペナルティ。
- A6e) 競技者はタイマーを止めた後、ジャッジがパズルの状態を確認するまで、パズルに触れたり回転させたりしてはならない。
- A6f) 競技者とジャッジの両者が記録用紙に署名をするまで、競技者はタイマーをリセットしてはならない。罰則:試技の失格(DNF)。この判断はジャッジの裁量による。
- A6f1) 結果が記録される前に競技者がタイマーをリセットした場合、ジャッジは本人の記憶、映像や画像の証拠を元に結果を記録してはならず、その試技を失格(DNF)としなければならない。
- A6g) ジャッジはパズルが完成状態であるか判断する。ジャッジはパズルのずれによるペナルティの有無を決定するまでパズルに触れてはならない。例外:クロックについて、ジャッジはパズルを持ち上げ両面を確認する必要がある。
- A6h) 完成状態について協議をする場合、協議が解決するまでパズルを動かしたり、ずれを直したりしてはならない。
- A6i) 試技終了時の +2 秒ペナルティは累積方式とする。
- A7) 結果の記録:
- A7a) ジャッジは競技者に記録を伝える。
- A7b) ジャッジは記録用紙に結果を記入し、結果が正しく、完全で、正しい書式で、明らかに読めることを確認してから結果の隣に署名する。
- A7b1) 罰則を適用する場合、ジャッジは罰則が適用されていないタイマーに表示された元記録とペナルティを記録する。フォーマットは「X + T + Y = F」が望ましく、X にインスペクションや試技開始時のペナルティの合計を、T にタイマーに表示されたタイム(「元記録」とする)を、Y に試技終了時のペナルティの合計を、F に最終的な結果を記録する(例:2 + 17.65 + 2 = 21.65)。X と Y の両方、またはいずれか一方が 0 の場合、0 は省略する(例:17.65 + 2 = 19.65)。
- A7c) 競技者は記録用紙に記入された結果を確認し、その結果が正しく、記載内容に抜け落ちがなく、適切な書式で書かれており、そして明瞭に読み取れることへの同意として記録用紙に署名(イニシャルでもよい)をしなければならない。この署名により 1 試技が終了となる。
- A7c1) 競技者またはジャッジが記録用紙への署名を拒んだ場合、WCA 代理人はこの問題を解決しなければならない。
- A7c2) 試技を開始する前に競技者が署名した(あるいは単に印をつけた)場合、その試技の権利は失われ、結果は DNS とみなされる。
- A7c3) 試技を開始した後、ジャッジが試技を記録し終わる前に競技者が署名した(あるいは単に印をつけた)場合、試技は DNF とみなされる。
- A7c4) 競技者はジャッジがその試技の結果を記録用紙に記入および署名をする前に署名をすることは望ましくない。競技者とジャッジが記録および署名を行ったことを確認する最終的な責任は競技者にある。試技に 1 つ以上の署名の記入が無い状態で記録用紙が記録入力係に届けられた場合(参照:規則 A7f)、試技は DNF とみなされる。
- A7c5) ジャッジと競技者の両方、またはいずれか一方の署名について不足が見つかった場合は、大会が終了する前であれば 、WCA 代理人の裁量によって本人による追記が認められる。
- A7f) そのラウンドの競技者の記録用紙の記入が終わったら、ジャッジは記録入力係に記録用紙を渡す。
- A7g) 大会初参加者の不慣れを原因とするインシデントや罰則に対して、WCA 代理人の裁量により追加試技を認めることができる。
第B条:目隠し競技
- B1) 基本的な進行手続きは第A条(スピード競技)に準じる。第A条の対応箇所にとってかわる追加規則は以下の通りである(部分的な代替規則:規則 Y7)。
- B2) 試技の開始:
- B2a) ジャッジは規則 A3b1 にあるようにタイマーをリセットし、競技者に準備ができたことを示す(例:競技者の前にパズルの覆いを置く、「READY(準備ができました)」と言う、親指を立てる仕草をする)。競技者は 1 分以内に試技を開始しなければならない。1 分以内に開始しない場合、ジャッジの裁量により試技の権利を失う(DNS)(部分的な代替規則:規則 Y7d1)。
- B2b) 競技者はタイマーのセンサー部を指で触れる。手のひらを下向きにして、手の腹はタイマーの競技者側に位置しなければならない。罰則:+2 秒ペナルティ。
- B2c) 試技を開始する時に、競技者はパズルやパズルの覆いに触れてはならない。罰則:+2 秒ペナルティ。
- B2d) 競技者はタイマーから手を離し、タイマーをスタートさせ、試技を始める。これによりソルブが始まる。
- B2d1) 競技者はタイマーをスタートさせた後、自らパズルの覆いをはずさなければならない。
- B2e) スタックマットタイマーに加えてストップウォッチを計測に使用する場合、ジャッジは試技が開始されたらすぐにストップウォッチをスタートさせる。
- B2f) 記録計測にストップウォッチのみを使用している場合、競技者はスタックマットタイマーの代わりにテーブルの上に両手を載せる。競技者は準備ができていることを認めたのち、覆いを外すことでソルブを始める。ジャッジは競技者がソルブを始めるとすぐにストップウォッチをスタートさせる。
- B3) 記憶段階:
- B4) 目隠し段階:
- B5) 試技の終了:
第C条:片手競技
- C1) 基本的な進行手続きは第A条(スピード競技)に準じる。第A条の対応箇所にとってかわる追加規則は以下の通りである。
第E条:最少手数競技
- E2) 3x3x3 最少手数の進行手続き:
- E2a) ジャッジがスクランブル手順および紙を全競技者に渡す。ジャッジがストップウォッチをスタートさせ「GO(始め)」と言う。
- E2b) 全競技者は解法を探して記述する時間として、60 分間の制限時間が与えられる。
- E2b1) ジャッジは 55 分経過時に「残り時間 5 分」を告知することが望ましい。また 60 分経過時に「STOP(止め)」と言う。
- E2c) 60 分終了時、競技者は解法、および試技を識別する情報を書いた用紙 1 枚をジャッジに渡さなければならない。
- E2c1) 試技を識別する情報:競技者の名前、WCA ID、大会受付 ID(最低でも 1 つ、任意で複数)のうちのいずれか、また任意で大会名、ラウンド、試技番号。名前、WCA ID、大会受付 ID のいずれも書かずに解法を提出した場合の罰則:試技の失格(DNF)。
- E2c2) 解法は、個々の操作が整列されて書かれた、あいまいでない 1 つの手順でなければならない。あいまいな解法の場合の罰則:試技の失格(DNF)。
- E2c3) 競技者は、意図した解法の一部ではない操作ははっきりと塗りつぶすことが望ましい。
- E2c4) 競技者の解法は規則 12a にて定義されている 3x3x3 キューブの記法のみを使い、定義されていない記号や記号の組み合わせを使ってはならない。罰則:試技の失格(DNF)。
- E2c5) 競技者の解法は、完成状態のパズルにスクランブル手順を適用し、続けて解法を適用した結果完成状態になる場合に正しいと認められる。間違った解法の場合の罰則:試技の失格(DNF)。
- E2d) 競技者の結果は外層ブロック手数(参照:規則 12a5)を用いて計算された解法の手数である。
- E2e) 競技者の解法はスクランブル手順の任意の部分に直接由来してはならない。罰則:WCA 代理人の裁量により試技の失格(DNF)。
- E2e1) スクランブル手順に関係なく、WCA 代理人は競技者に対し解法中の各手順の意図の説明を求めることができる。競技者が妥当に説明できなかった場合、その試技は失格(DNF)となる。
- E3) 競技者は試技の間、以下の道具を使用することができる。その他のものを使用した場合の罰則:試技の失格(DNF)。
- E4) WCA 代理人は解法の開示を選択することができる(例:記録用紙の写真や解法を写したもの)。
第F条:クロック競技
- F1) 基本的な進行手続きは第A条(スピード競技)に準じる。第A条の対応箇所にとってかわる追加規則は以下の通りである。
- F2) スクランブル後、ジャッジはパズルをマット上に立てて置く。
- F3) インスペクション後、競技者はパズルを立てて置く。罰則:試技の失格(DNF)。
- F3a) 競技者は、ソルブ開始前にスクランブルされた状態のピンの位置を変えてはならない。罰則:試技の失格(DNF)。
第H条:複数目隠し競技
- H1) 基本的な進行手続きは第B条(目隠し競技)に準じる。第B条の対応箇所にとってかわる追加規則は以下の通りである(部分的な代替規則:規則 Y7)。
- H1a) 競技者は試技の開始までに運営チームに何個のパズル(2 個以上)に挑戦するか申告しなければならない。
- H1b) 競技者が 6 個未満のパズルに挑戦する場合、(挑戦するパズルの個数)×10 分の時間が与えられる。それ以上の場合は 60 分が制限タイムとなる。
- H1b1) 競技者はいつでもソルブを終わらせることができる。制限タイムに達した場合、ジャッジは試技を中断させ記録を記入する、この場合制限タイムが元記録となる。
- H1d) 試技を行ったパズルに対する +2 秒ペナルティは累積される。
- H1e) 競技者は記憶段階の間にどのパズルも回転させてはならない。罰則:試技の失格(DNF)。例外:WCA 代理人の裁量により、試技の失格とせず、記憶段階の間に回転させてしまったパズルを未完成とみなして記録を認定してもよい。
- H2) WCA 代理人の裁量により、競技者は競技面に敷くためのカバー(例:マットや布)を持参して使用してもよい。この申請は、競技者がパズルの個数を申告するときにされなければならない(参照:規則 H1a)。
第Y条:一時的な規則
- Y1) 他の規則にとってかわる追加規則を以下に記述する。これらの規則は WCA 大会安全基準を補完する目的がある。
- Y2) 用語定義:
- Y3) 規則 2aに加えて、必要かつ大会開催前に明確にアナウンスされていれば、以下の要求を参加者に求めることができる。
- Y4) すべての競技者と大会役員は自身の筆記用具を大会に持参することが望ましい。
- Y5) ジャッジは時間計測のために自身のストップウォッチまたは電話を持参することができる。それらは WCA 代理人により確認されることが望ましい。
- Y6) 環境:
- Y7) 第A条、第B条、第H条にとってかわる競技の進行手続きを以下に記述する。この手続きは第E条の最少手数競技には適用されない。
- Y7a) 大会は固定席で実施されることが望ましい(参照:規則 Y2b)。
- Y7b) ジャッジは常にパズルに触れないことが望ましい。例外:クロック競技では、ジャッジはパズルを手に取り、両面が完成状態であるかを確認する。
- Y7c) スクランブル:
- Y7c1) ラウンドの招集時に、パズルを消毒して、競技者はスクランブラにパズルを完成状態で提出する。その後、競技者は指定された競技台で待機する。
- Y7d) インスペクション:
- Y7d1) ジャッジは競技者に必要に応じて電源を入れリセットすることによるタイマーの準備を依頼する。競技者は必要に応じてタイマーの電源を入れリセットする。ジャッジは常にタイマーに触れないことが望ましい。
- Y7e) 結果の記録:
- Y7e2) 競技者は記録用紙に触れないほうが望ましい。
- Y7f) 試技の終了後、次の試技がある場合には競技者はパズルを覆いの中に入れなければならない。